ブライダルジュエリー専門店として30年で110万組以上のお客様と接してきたブランドだからこそ、お客様のちょっとした疑問や知っておきたいことをコラムとしてまとめました。
婚約指輪や結婚指輪を選んでいる最中の人はもちろん、これから選ぼうと考えている人も、是非参考にしてください。
夫婦の証として身に着けている結婚指輪は、2人にとって大切な宝物ですよね。
しかし、日常的に身に着けているからこそ、ふとしたときに「なくしてしまった!」というトラブルが起こることも。ショックのあまり、パニックになってしまう方もいると思いますが、そんなときこそ慌てずにまずはできることから行っていきましょう。
今回は、結婚指輪をなくしてしまったときにまずやるべきことをご紹介していきます。
公園や図書館などの公共の施設やデパート、駅など外出先で結婚指輪をなくしてしまったかもしれないという場合には、まずは警察に「遺失物届」を提出します。
建物の中でなくした可能性があるなら、その建物内にある管理室や遺失物担当部署にも聞いてみましょう。結婚指輪だと分かれば、親切な人が届けていてくれることもあります。
結婚指輪を家でなくしてしまったと思われる場合、一番先に探してみるべきなのは水まわりです。体型の変化などで結婚指輪が緩んで外れやすくなっているとき、手を洗ったりシャワーを浴びたりすると、水の勢いで流れてしまうということはよく起こります。
食器洗いや洗濯など、水を使う仕事は意外と多いもの。シンクまわりやお風呂場の床はもちろん、排水口までしっかりと確認しましょう。
ただし、水道管まで流れてしまっている可能性もあるので、家の中でなくした可能性が高いという場合には、業者を呼んで探してもらうこともオススメです。
結婚指輪がないということが発覚した直後は、いくら冷静になろうとしたところでどうしても焦ってしまうものです。発覚から時間が経って少し冷静を取り戻したら、1番最初に探した場所をもう一度ゆっくりと見てみましょう。最初に探したということは心当たりがあるはず。つまり、結婚指輪が見つかる可能性が高いといえます。
いくら探してもなくした指輪が出てこないのであれば、同じ指輪をもう一度買い直すという方法もあります。同じ型番のものがまだ販売されているかお店に問い合わせてみましょう。
また、オーダーメイドで指輪を作った場合は、作成時のデザイン画が残っているかを店舗に確認します。自分たちでも記念にデザイン画を保管しているという場合には、その旨を店舗に告げて、もう一度同じものを作ってもらえるようにオーダーしましょう。
ただし、いくら同じ指輪が手に入るからといって、パートナーに黙って水面下で行うのはオススメできません。
あたらしく指輪を購入するとなるとまとまった金額も動きますし、なにより大切にしていた指輪をなくしてしまったことを黙っているのは相手に失礼にあたります。
しっかりと謝って、パートナーに了承を得てから購入するようにしましょう。
夫婦で相談してお互いに納得すれば、新しい指輪を買うことも選択肢の1つです。
なくした指輪の代わりを買うというよりも、結婚○年の記念に結婚指輪をセカンドマリッジとして新調するという気持ちで購入すれば、パートナーも納得してくれるかもしれませんね。
時が経つごとに結婚指輪の流行や、自分の手に似合うデザインも変わっていくもの。
結婚指輪を新調することで、新婚の頃の気持ちを思い出すキッカケにもなって、お互いに新鮮な気持ちを手にすることができます。
結婚指輪をなくしてしまう原因としてとくに多いのが、「サイズが合わない指輪をそのまま身に着けていたから」というもの。
サイズ違いの緩い結婚指輪は、指から抜けやすくなったり、変形しやすくなったりしてしまいます。大切な結婚指輪をいつまでも愛用するためにも、普段からメンテナンスをしっかりと行っていきましょう。