ブライダルジュエリー専門店として30年で110万組以上のお客様と接してきたブランドだからこそ、お客様のちょっとした疑問や知っておきたいことをコラムとしてまとめました。
婚約指輪や結婚指輪を選んでいる最中の人はもちろん、これから選ぼうと考えている人も、是非参考にしてください。
結婚指輪としてシンプルなものを選ばれる方も多くいますが、最近、小粒のダイヤモンドがリング全周もしくは半周敷き詰められた「エタニティリング」の人気が上昇しています。
デザイン性やファッション性で選ぶ人が多いのも事実ですが、エタニティリングにはブライダルリングにふさわしい意味が込められています。せっかくエタニティリングを選ぶなら、意味や種類について知っておきましょう。
エタニティとは英語で「永遠」という意味です。
エタニティリングは指輪の周囲をぐるりと途切れることなくダイヤモンドで囲むことで、「永遠に続く愛」を表現したリングなのです。同じサイズのダイヤモンドが途切れることなく続くことから、いつまでも変わらぬ愛を誓い合った二人にぴったりのデザインのリングだと言えるでしょう。
以前は、結婚記念日などに「これからも変わらず愛し続けます」というような意味を込めてエタニティリングを贈るのが人気でした。最近ではこの指輪の持つ意味から、婚約指輪や結婚指輪としても多くの人に選ばれています。
エタニティリングには、大きく分けて2つの種類があります。一つは「フルエタニティ」、もう一つは「ハーフエタニティ」です。どのように違うのか見ていきましょう。
・ダイヤが途切れることなく1周続く「フルエタニティ」
フルエタニティは同じサイズのダイヤモンドがぐるりと一周囲んでいるタイプで、一般的にエタニティリングというと、フルエタニティを指すことが多いです。小粒のダイヤながら、ぐるりとダイヤで囲まれた指輪はまばゆい輝きを放ち、存在感も十分です。小粒のダイヤのほかに、少し大きめなメインとなるダイヤを施すデザインも人気です。
・普段使いもしやすい「ハーフエタニティ」
手の甲側にだけダイヤが続いで装飾されている「ハーフエタニティ」は、エタニティリングの存在感はそのままに、普段使いしやすいデザインです。
手のひら側にはダイヤが施されていないため、フルエタニティと比べると少しカジュアルな印象になります。ダイヤの数が半分でいいので、その分同じ予算で大きめのダイヤを選ぶこともできます。
ダイヤが並ぶデザインが特徴的なエタニティリングですが、アームの太さやダイヤの留め方によっても印象が大きく変わります。さらに婚約指輪と一緒に着けることで、ダイヤモンドの輝きが増し印象が変わってきます。