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ジュエリーにまつわるお役立ち情報

婚約指輪・結婚指輪コラム

ブライダルジュエリー専門店として30年で110万組以上のお客様と接してきたブランドだからこそ、お客様のちょっとした疑問や知っておきたいことをコラムとしてまとめました。
婚約指輪や結婚指輪を選んでいる最中の人はもちろん、これから選ぼうと考えている人も、是非参考にしてください。

好みに合わせて結婚指輪をアレンジ!「つや消し」「ミル打ち」

銀座ダイヤモンドシライシのミル打ちがある結婚指輪「creer8」

結婚指輪のアレンジに「つや消し」「ミル打ち」という技法があります。指輪表面の光沢を抑える加工で、落ち着いたトーンで仕上げる「つや消し」や、アンティークジュエリーなどに良く見られる優雅なアレンジで、最近では「ミル打ち」を施した結婚指輪も好みに合わせてセミオーダーできるデザインもあります。
「つや消し」「ミル打ち」とはどんなアレンジなのか、その特徴などについてご紹介します。

つや消しってどんなアレンジ?

つや消し加工はブラストとヘアラインの2種類ががあり、質感を個性的にできる表面加工です。ブラストは指輪表面に粒子を吹きつけ表面の光沢を抑える加工でマットな仕上がりにできます。ヘアラインは指輪表面に髪の毛のように細いライン状の溝を刻んでいく加工でブラストよりはシャープな印象に仕上がりになります。
素材の美しさや色合いは損なわれることなく光沢感を抑え、落ち着いた輝きになり上品に着けられることから、派手なアクセサリーが苦手な方や指馴染みがよいと感じる方には人気な加工です。

ミル打ちってどんなアレンジ?

ミル打ちとは指輪表面にプラチナなどの地金の粒を連続して彫る技法です。ミル打ちを施すことで、指輪の表面に美しいラインが描かれます。平面よりも光の反射部分が多くなり、さらに美しく華やかさが増すのです。

もともとミル打ちは19世紀頃イギリスの貴族たちが装飾品やジュエリーに用いたアレンジでした。歴史が深く、熟練の技術が必要とされるものです。

ミル打ちの結婚指輪の魅力

銀座ダイヤモンドシライシのミル打ちがある結婚指輪「creer5」

ミル打ちのアレンジを取り入れた結婚指輪には、以下のような魅力があります。

・おめでたい意味が込められる
指輪のエッジ、ライン部分へとマテリアルを粒状に打ち込んでいくミル打ち。これは通称「ミルグレイン」とも呼ばれています。ミルグレインはラテン語で「千の粒」を意味しており、千という数字には「永遠、子宝、長寿」といった意味合いも含まれています。つまり結婚指輪にミル打ちを施すことで、よりおめでたい意味を込めることができるのです。

・派手すぎず男性もつけやすい
ミル打ちを施された指輪は、シンプルながらもアンティークのような豪奢な雰囲気を持っています。とは言え派手すぎないため、男性にも付けやすい点も人気です。もちろん、女性が付ければ、それだけで手元を華やかにしてくれるでしょう。

・傷が目立ちにくい
結婚指輪は日常的に身につけるからこそ、使っているうちに傷がついてしまうこともあるもの。平面のみで構成された指輪に比べ、傷が目立ちにくいのもミル打ちされた指輪の魅力です。仮に傷がついたとしても、アンティーク感が増してより味わい深くなるでしょう。