恋愛映画の名手、行定勲監督が描くプロポーズ

数々のヒット作を生み出した映画監督、行定勲さんが手掛ける新作のショートムービー「This is all」篇。
結婚が決まったふたりがたどり着く選択を通して、豪華なものがなくても自分たちの気持ちがあればそれだけでいい、と切実に生きる時代にダイヤモンドの輝きはどのような意味をもつのかを問いかけます。

ブランドムービー「This is all」篇

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Story

結婚が決まり今後のセレモニーや新生活について相談を重ねるふたり。

結婚という新しいスタートに向けて、けじめをつけたいと考えて悩む彼は、
折にふれて彼女に希望を聞いてみるが、期待する答えはなかなか返ってきません。

欲張らない態度が彼女らしいと思う一方で、本当にそれでよいのだろうかと日々疑問を感じながら、
ふとガラス越しに映る自分の顔を見て、少し不甲斐ない表情にハッとします。

ふたりで幸せになる決意の証に、
「せめてこれだけは。」と婚約指輪を贈ります。

自分たちらしいこととは、そして相手はなにに喜ぶのか
葛藤をしながらひとつの決断に至ったふたりを通して、
大切な人を想う気持ちを描いています。

行定勲監督インタビュー

行定監督が手掛けるブランドムービーは8年前に手掛けた作品から本作で7作目になります。常に時代の変化や価値観を意識しながら企画演出をされる行定監督に、本作の制作を通して意識をしたこと、こだわったシーンや演出について伺いました。

行定勲監督 プロフィール

行定勲監督
1968年8月3日生まれ、熊本県出身。
助監督として岩井俊二監督、林海象監督や若松孝二監督などの作品に参加。1997年に「OPEN HOUSE」で長編映画デビュー。長編第2作「ひまわり」で釜山国際映画祭国際批評家連盟賞を受賞。2002年「GO」(01)で、第25回日本アカデミー賞最優秀監督賞を始め数々の映画賞を総なめにし、脚光を浴びる。2004年「世界の中心で、愛をさけぶ」が、興行収入85億円の大ヒットを記録し社会現象に。2010年「パレード」で、第60回ベルリン国際映画祭にて国際批評家連盟賞を受賞。2018年「リバーズ・エッジ」でも、第68回ベルリン国際映画祭にて同賞を受賞。その他にも、「北の零年」(05)、「今度は愛妻家」(09)、「真夜中の五分前」(14)、「ナラタージュ」(17)、「窮鼠はチーズの夢を見る」(20)、「リボルバー・リリー」(23)等を手掛ける。情感あふれる耽美な映像と、重層的な人間模様が織り成す行定監督作品は、国内外で高く評価され、観客の心を揺さぶり続けている。最新作には、初の韓国ドラマ演出作「完璧な家族」(2024年8月14日より配信中)がある。

撮影エピソード(メイキング映像)

本編映像にはないカットも見られるメイキング映像。監督が演出をする様子やオフショット、出演者が演技に向き合う姿など、バックステージがご覧いただける貴重な映像です。

出演者インタビュー

金子さんと片山さんは、過去にも数回の共演経験があり高校生役、大学生役を経て、本作で結婚を迎えるカップルを演じることになったことは照れ臭いような、想いを馳せる場面も多くあったそう。等身大の自分だったらどうするかをそれぞれに想像されていたとのことで、撮影冒頭からふたりの気持ちがシンクロしている様子で終始和やかな雰囲気で行われました。

出演者プロフィール

金子大地(かねこ だいち)

金子大地(かねこ だいち)

1996年生まれ、北海道出身。
’15年に俳優デビュー。近年の出演作は初主演ドラマ・NHK「腐女子、うっかりゲイ告る。」(’19)、テレビ朝日「おっさんずラブ」(’18/’24)、NHK「大河ドラマ 13人の鎌倉殿」や、初主演映画「猿楽町 で会いましょう」(’21)、「手」(’22)、「Winny」(’23)、「52ヘルツのクジラ」(’24)、「ナミビアの砂漠」(’24)など出演。
片山友希(かたやま ゆき)

片山友希(かたやま ゆき)

1996年12月9日生まれ、京都府出身。
映画「茜色に焼かれる」(2021年)で、第46回報知映画賞新人賞、第43回ヨコハマ映画祭助演女優賞など5つの賞を受賞。2022年には、「フタリノセカイ」で映画初主演を務めた。近年では、2023年度後期連続テレビ小説「ブギウギ」にてヒロインの同期役として出演。2024年ではテレビ東京「SHUT UP」、日本テレビ金曜DEEP「消せない「私」ー復讐の連鎖ー」、WOWOW「白暮のクロニクル」、テレビ朝日「Believe -君にかける橋-」、フジテレビ「嘘解きレトリック」等、多くの作品に出演している。モデル業にも幅を広げ、ドラマ・映画と活躍中。

映像で使用した婚約指輪
スターリー(Starry)

映像で使用した婚約指輪「スターリー」(Starry)
宝石箱の中を覗いているかのような星空の世界をイメージしたエンゲージリング。石座は星の輝きをかたどったデザインで、ダイヤモンドのキューレットを見ることができるセッティングが魅力です。 石座は星の輝きをかたどったデザインで、お選びいただいたダイヤモンドのキューレットをご覧いただけるセッティング。センターダイヤの近くのメレダイヤを爪留めにし、上面から見た際に腕の地金が目立たないようにすることで、ダイヤモンドだけで繋がっているかのようなデザインにこだわりました。 詳細はこちら