ブライダルジュエリー専門店として30年で110万組以上のお客様と接してきたブランドだからこそ、お客様のちょっとした疑問や知っておきたいことをコラムとしてまとめました。
婚約指輪や結婚指輪を選んでいる最中の人はもちろん、これから選ぼうと考えている人も、是非参考にしてください。
結婚指輪は基本的に結婚後毎日身に着けるものなので、生活する中である程度の傷がついてしまうことは仕方のないことです。
しかし、結婚指輪は夫婦にとって大切な宝物。「できるだけ傷をつけずにキレイな状態をキープしたい」と思う方は多いでしょう。
そこで今回は、生活の中でどんなときに傷がつきやすいのか、気をつけたいポイントについて紹介します。
家族の健康を意識した毎日の食事作りや、洗い物などの後片づけなど、とくに女性はキッチンに立つ機会が多いですよね。その際に食器が結婚指輪に当たってしまうことで、傷がつきやすくなります。
とくに食器やフライパンなどの洗い物をするときは、どうしても指輪との接触が多く、「気が付かないうちに手のひら側が傷だらけになっていた」ということも珍しくありません。
傷をつけないようにするためには、洗い物をするときに結婚指輪を外したり、ゴム手袋をするなど対策をするのがオススメです。
重い荷物を持ち上げたり、握力を使うような力仕事をするときにも注意が必要です。何かを持って手をぐっと握りしめると、結婚指輪に傷がつく原因となります。
とくに硬い素材のものを扱う場合、ひどいときは傷だけでなく結婚指輪自体が変形してしまうこともあります。柔らかい素材を使用した結婚指輪の場合は、特別注意しておきましょう。普段から力仕事が多い職場や、力仕事をすることがあらかじめ分かっているときは、前もって外しておくことが大切です。
また、意外と忘れがちなのがスーツケースなどの取っ手部分が硬いバッグなど。グッと力を込めて持ち上げたり、引っ張ったりすることで指輪と当たって傷がついていまいます。新婚旅行などで、早くも傷をつけてしまったと落ち込むケースは多いのです。硬い素材には十分注意しましょう。
「スポーツをするだけで結婚指輪に傷がついてしまうの?」と思われがちですが、スポーツが原因ということは珍しいことではありません。
道具を使うスポーツはとくに傷がつきやすいので注意が必要です。
ボールを触ったり、ラケットを強く握ったりすることで傷がついてしまうこともあります。
また、スポーツをするときは転倒など思わぬ事態が起こることも考えられます。
転倒すると手がまず先に出るので、地面などに結婚指輪が当たってしまって傷がつくこともあります。
掃除機をかけたり、雑巾で床を拭いたりというような日常的な掃除であれば、傷がつくことはほとんどありませんが、スポンジを使うと傷がついてしまうこともあります。
柔らかいスポンジであればさほど気を使う必要はありませんが、メラミンスポンジなどの磨くタイプのスポンジには要注意です。
また、研磨剤を使用するときも細かい傷がつきやすいので気をつけましょう。
普段から傷がつかないように気をつかって生活することはとても大切ですが、購入の際にメンテナンスなどのアフターケアが充実しているかどうかを確認することも重要なポイントです。結婚指輪をいつまでも美しく愛用するためには、定期的なメンテナンスが欠かせません。お直しやサイズ直しなどのサービスを行っている店舗で結婚指輪を購入し、長く美しく愛用していきましょう。