ブライダルジュエリー専門店として30年で110万組以上のお客様と接してきたブランドだからこそ、お客様のちょっとした疑問や知っておきたいことをコラムとしてまとめました。
婚約指輪や結婚指輪を選んでいる最中の人はもちろん、これから選ぼうと考えている人も、是非参考にしてください。
プロポーズをするときに欠かせないものといえば婚約指輪。一昔前は「エンゲージリングは給料の3ヵ月分」なんて言われていましたが、時代の移り変わりと共にエンゲージリングの相場は変わってきています。近年の婚約指輪の相場はいくらくらいなのでしょうか? また、平均予算はどれくらいと見積もっておけばいいのでしょうか。
最近の婚約指輪の相場と予算の決め方についてご紹介します。
婚約指輪の相場を知るには、経験者に聞いてみるのが一番わかりやすいでしょう。そこで、実際に婚約指輪を購入した人に、「いくらの婚約指輪を購入しましたか?」というアンケートをとってみると、こんな結果となりました(ゼクシィ結婚トレンド調査2020調べ)。
1位 30万~40万円未満 29.5%
2位 20万~30万円未満 21.8%
3位 40万~50万円未満 13.1%
以下、10万~20万円未満、50万~60万円未満と続きます。この結果を見てみると、婚約指輪の相場は給料の3ヵ月分というわけではなさそうですね。
年代によっても相場は変わってくると思いますが、一般的には20~50万円の婚約指輪を購入しているカップルが一番多いようです。婚約指輪を購入したあとは結婚指輪を購入したり、結婚式を挙げたりとお金を使うことが増えますから、このくらいの値段が相場となっているのでしょう。
婚約指輪は普段から身につけるものではないため、結婚指輪よりも華やかなデザインのものを選ぶカップルが多くなります。もし、大きなダイヤモンドがついた婚約指輪を買ってあげたい、お相手が好きなブランドのものを贈りたいと思ったとすると、20~30万円用意しておいても足りないかもしれません。
最近は年収の8%くらいが相場と言われていますが、相場はあくまでも参考程度とし、自分のお財布事情やお相手の婚約指輪への憧れの度合いなどを考慮して、無理のない範囲で予算を設定するといいでしょう。
「婚約指輪は高いもの」と考えると、婚約指輪の購入をためらってしまうこともあるかもしれません。でも、お相手からしてみると「どんな指輪を買ってくれたか」より、「自分のために頑張って買ってくれた」というほうがとても重要なんです。ぜひ、相場を参考にしながら、お相手が喜んでくれそうな婚約指輪をプレゼントしてあげてくださいね。